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ABAとTEACCHのハイブリッド
- 今本繁
- 2019年2月18日
- 読了時間: 1分
2月17日は、新宿でABAに基づいた実践の発表と困難事例の検討会を行いました。事例の発表と検討が一通り終わった後に、質問コーナーで、TEACCHとABAはどんな関係なんですか?という質問がありました。私は、筑波の大学院でABAに基づく自閉症支援に取り組んだのが最初で、その後、自閉症支援について学ぶためにNC州のTEACCHセンターにも留学しました。その後、このような質問は、米国でも日本でも良く受けたので、自閉症支援を自動車産業に例えて説明をしました。
端的に言うと、TEACCHは、トヨタや日産などの”自動車会社”のようなものです。TEACCHは、NC大学を中心としたNC州の自閉症支援の制度であり、支援の組織を持っています。ABAはというと、自動車のエンジニアが使う”工学”や”テクノロジー”のようなものです。ABAは、療育法でもプログラムでもありません(TEACCHもそう)。行動の学問です。そもそも、ABAとTEACCHを並べて、扱うのはナンセンスなんです。


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