電子マネー・仮想通貨と発達障がい
- 今本繁
- 2018年10月6日
- 読了時間: 2分
時代も変わり、現金でのやり取りから電子マネー、はたまた仮想通貨でのやり取りに変わってきました。私は、仮想通貨はまだ使っていませんが、電子マネーは交通系カードを始めよく使っていますし、大変便利です。先日も某事業所の居宅支援において、買い物はできるけれども、紙幣でのやり取りしかできず、硬貨の概念が入っていなくて、硬貨での買い物ができないAさんの支援について相談がありました。私は、開口一番「電子マネーでやり取りするように支援してはいかかですか?」と答えたら、年配の支援者は口をポカンとされてましたが、若い支援員の方は「それはいいですね」と上々でした。育ってきた世代によって反応の違いがあると感じました。
一方で同じ事業所の相談部門の人からこういう話を聞きました。ある相談員の方が、企業で働いているBさんから最近結婚を考えているという話を聞きました。そして次の相談日には、好きな女性ができたという話を聞きました。しかし数か月後、Bさんが多額の借金を抱えているという問題を保護者から聞くことになりました。Bさんに聞くと、彼女ができたのは出会い系サイトからで、ずっとサイト上でのやり取りで実際には会ったことがないそうです。サイト上の彼女は、言葉巧みにサイトでやり取りするには、ポイントをゲットしないといけないということで、ポイントの購入をさせ入金させていたのです。そのポイントが仮想通貨でBさんはその購入のために百数十万も費やしてしまったというのです。
様々なものが便利になった一方で、危険やリスクも高くなっています。そのような危険も察知できるように気をつけなければなりません。
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