日本はチームワークがいいのか?
日本は世界的にもチームワークが良い民族でそれが日本の優れた特質の1つだと言われています。尊敬するi-PS細胞で有名な山中教授も「日本人の技術者は間違いなく世界一です。器用さ、勤勉さ、創意工夫、チームで取り組む努力など、研究者として重要な素養を備えています。現在は米国にも研究...
佐賀発達障害支援センターABAセミナー
応用行動分析(ABA)に基づいた支援アプローチに対する関心が年々高まってきていますが、佐賀の発達障害者支援センター結では昨年からABAを学び実践に生かしていくための連続セミナーを始めています。今年度はその2シーズン目になります。施設での実践が落ち着いてきた秋ごろに始めようと...
横須賀リサーチパーク内のドコモで研修
昨日は新しくこの秋に始まるドコモプラスハーディの横須賀センターのジョブコーチ職員研修に行ってきました。ABCモデルに基づく支援とABC分析に基づく行動問題の理解と対応に関する基礎知識を身に付けてもらう研修です。新人コーチは2人だけでしたが、そのぶんみっちりと個別にお話を伺い...
やまぐち総合教育支援センターABC研修
今日はやまぐち総合教育支援センターで教員の皆さま向けの研修会講師を務めさせていただきました。以前の職場のPECS関連でつながりのある先生の紹介で今回の仕事を引き受けることになりました。私も直接その先生に会うのは退職後始めてでしたが元気そうで何よりでした。...
結果ではなくプロセス=行動に目を向ける
昨日は大阪で行動分析学のセミナーを開きました。人数は多くはなかったですが、その分、受講者とコミュニケーションが取れ中身の濃いセミナーになりました。関西は昔から行動分析学に熱心な人が多い地域です。セミナーの冒頭では行動分析学のエッセンスを簡潔に伝えるのですが「行動分析学は実践...
行動分析学用語の見直し
先ほど行動分析学会から行動分析学の用語を統一するという旨の発表があり、何人かの検討委員によって百数語にわたる用語が提案されました。米国の心理学者BFスキナーらによって創始された学問ですが、これまで研究者によって様々な用語が使われていました。英語がオリジナルな学問なので日本に...
公園でもしますか?
先日、ある児童発達支援施設でのコンサルテーションに行ってきました。そこでは遊戯室での自由遊びが話題になっていてビデオを流しながら職員とディスカッションを行いました。その中ですべり台を逆に登っていく子どもの行動が話題になりました。まだ生活年齢も発達年齢も幼い子どもにどう対応す...
介助者の性差によるものか、介助の仕方によるものなのか?
先日、成人のデイサービスと入所でのショートステイの両方を利用している若い男性利用者であるAさんの食事介助のことでケース会議がありました。その人は最重度の知的障がいがあり自閉症もあるのですが、行動はゆっくりで身体的な介助も必要な方です。その中で食事の介助のことが話題になりまし...
自発的代替コミュニケーションを教える最初の一歩
絵カードを使った意思表示の代替法を子どもに指導する最初に大事なことは”タイミングを逃さない”ということです。支援者の多くは、なぜだか”絵カード”の方を大事なもののように感じてしまうのか、初期の段階で絵カードに注目させ「これを渡してね」みたいな説明をしてしまうのです。自発的コ...
軽度知的障がい児の学校教育から成人期への移行支援の現状と課題
先日の7月9日(日)は九州女子大学で開催された日本福祉心理学会に参加してきました。西南学院大学の野口先生がぜひとおっしゃるので発表もさせていただきました。野口先生企画のシンポジウムもとても勉強になりました。趣旨は、軽度知的障がいの人で触法などで社会生活上の課題を抱えており、...