

自閉症者のコロナワクチン接種の試みについての保護者の取り組み
知的に重度の自閉症者のワクチン接種については、どうやって受けさせたら良いかご心配の方もたくさんいらっしゃると思います。これは北九州市の保護者の取り組みです。すべての人に当てはまるわけではないと思いますが、ご参考までに。


北九州市役所に強度行動障害提言書を提出してきました
11月4日(水)10:00に北九州市役所の本庁を訪れ、保健福祉局障害福祉部長の星之内氏と課長の安藤氏同席のもと強度行動障害の施策に関する提言書を提出してきました。これは1年以上前から準備を進めてきた「強度行動障害のある人を地域で支えるには実行員会」によってまとめられた提言書...
子どものご機嫌取りをしてませんか?2
前回の記事で子どものご機嫌取りをすることの弊害について伝えましたが、また別の事例についてお話します。 3歳の子どもが自分の頭の中の物語に沿って、活動を進め大人を巻き込むことがあります。大人の方も子どもに合わせて付き合ってあげることを延々と続けます。子どもは大満足だし、大人も...
生きとし生けるもの
私は生きていることに価値があるという考えに共感します。これは障害があっても、なくてもです。障害者は生産性がないから価値がないという考えがありますが、私はそういう考えにも与しません。だって生産性がありますから。仕事というのは、誰か人の役に立つことをして、そこに金銭的な見返りが...


自閉症の文化が私たちの日常生活に浸透しつつある?
コロナ禍でソーシャルディスタンスなど新たな生活様式が提唱されて、世の中は激変しつつあります。それらの取り組みをみると、どんどん自閉症の文化に近づいているなぁと感じます。こちらの福島県の南相馬市の中学校の教室の様子です。段ボールの仕切りに透明なシートを貼りつけた間仕切りを体育...


自閉症の人の支援は楽しい!
先日、山口の生活介護施設のコンサルテーションに行った際に駅まで送ってもらう途中で、職員さんが「自閉症の人の支援は面白いと言ったら不謹慎なんですが、なんだか楽しいですよね」とニコニコしながら話していました。その職員は、学校を出てすぐにその法人に勤めはじめて、入所施設を経験して...


宇部のこのみ園でのABA保護者研修会
今日は宇部にある児童施設で行われたABAを基にした保護者研修会の講師を務めました。園長さんと雑談しているときに、萩に上田豊治さんという切り絵作家の方がいらっしゃることを初めて知りました。本に載っているたくさんの作品を見せてくれましたが、風景、人物、動植物のどれも精巧でダイナ...


平成31年4月6日自閉症啓発デイイベント
今年の北九州での自閉症啓発イベントは、例年ではない晴れの良い天候の下で行われました。以下は、北九州市自閉症児者の未来を考える会の森山会長の挨拶の言葉です。 自閉症とは何か、発達障害とは何か、そして何が困るのか、 とても広い概念で、様々なタイプがあって、一言で言うのは難しい...


見通しが持てないことには予告が大切
あるアスペルガー症候群の幼児のお子さんは、支援者と母親が話しているだけでも癇癪を起しますし、玩具で遊んでいる時に、他のお友達が寄ってきて玩具を取り上げようとすると、その場にひっくり返って「ダメダメ」とわめき散らし、近くにいるお母さんを蹴り飛ばそうとします。圧倒的に力の差があ...