自閉症支援の方法論としてのみ、視覚的支援や構造化が安易に使われることの危うさ
現在、自閉症の支援において特別支援学校やさまざまな福祉事業所で、視覚的支援や構造化が広く活用され始めていることは、とても好ましいことです。 一方で「自閉症には視覚的支援をすればいいんでしょ」と安易に考えて支援しているところもあり危うさを感じます。それが曲がりなりにも障がい者...
カラスは曜日がわかるのか?
飲食店の近くでは、ゴミ出しの日にたくさんのカラスが集まってゴミをあさっています。きちんと防御用のネットをかけてあるのですが、器用にくちばしでネットをめくったり、少しほころびている箇所をくちばしでつついて穴を開けたりして中のゴミ袋を引っ張り出しています。あちこちにゴミが散乱し...
福岡でのABAの基礎と事例紹介のセミナー
昨日は博多駅から近くの呉服町で応用行動分析(ABA)の基礎と事例紹介のセミナーを行いました。新型インフルの報道がされる中でしたが、会場は清潔で手すりなどを消毒し手の消毒液などを完備しました。時々、窓を少し開けて換気などにも気をつけました。参加者も20人くらいで多過ぎなかった...
見通しが持てないことには予告が大切
あるアスペルガー症候群の幼児のお子さんは、支援者と母親が話しているだけでも癇癪を起しますし、玩具で遊んでいる時に、他のお友達が寄ってきて玩具を取り上げようとすると、その場にひっくり返って「ダメダメ」とわめき散らし、近くにいるお母さんを蹴り飛ばそうとします。圧倒的に力の差があ...