平成27年度 北九州自閉症啓発デー記念行事(1)
日時:4月5日(日)13:00-15:40 会場:リバーウォーク北九州の6階にある北九州芸術劇場中劇場 主催:「世界自閉症啓発デー」北九州市実行員会:北九州LD等発達障害親の会「すばる」 北九州市自閉症児者の未来を考える会、北九州市自閉症協会 ...
強度行動障害に対するスタッフトレーニング(H27年発達障害学会シンポ)
これは平成27年に参加した発達障害学会で印象に残ったシンポジウムの紹介です。 自主シンポジウム1:強度行動障害に対するスタッフトレーニングをどのように進めるかー機能分析的アプローチの成果と普及を考えるー企画司会:井上雅彦 話題提供:五味洋一・大久保賢一・岡村章司・井上雅彦 ...
社会の中に様々な個性があっていい
私が、約20年前に精神病院で心理士として働いている時に精神医療分野のワーカーさんたちが、患者さんと社会でバリバリ働いている人との関係性について言及する時にこのメタファーを使っていらっしゃいました。最近、偶然近くの図書館で見つけて読んでみたら、とても面白かったので紹介します。 ...
心の発生と進化
プレマックという心理学者は、「プレマックの原理」と「心の理論」で有名です。某大学の認知心理学の先生のゼミで紹介されて興味を持ち読むことになりました。私自身は、新行動主義の中でもスキナーの行動分析学を研究や臨床実践の基盤に置いています。私は長い間、プレマックは行動主義心理学者...
お正月の一コマ
正月に広島の実家に戻り妹家族とひと時を過ごしました。そこで小1の甥がコマ回しをしたいというので幼稚園年中の姪と一緒に回し方を教えてあげました。まずコマにひもを巻いて回すための実演を示します。甥は何回か観察した後にやり方が分かったようで自分でやるというのでやってもらいました。...
VOCATIONAL SUPPORTS FOR INDIVIDUALS WITH ASPERGER SYNDROME
昨年、11月に早稲田大学の梅永教授の研究室を訪れた時に研究会で読んでいた論文を紹介します。梅永教授は、自閉症スペクトラムの人の就労支援を長年ライフワークとして取り組んでいらっしゃる専門家です。この論文は、18歳以上の就労経験のある成人18名に対するアンケート調査の結果を示し...
教室設定の仕方についてのセミナー
12月18日に小倉であった発達障害児を受け入れる教室で必要な環境設定に関するセミナーの様子を一部YouTubeにアップしました。放課後デイサービスや保育所からたくさんの参加者が集まりました。視覚的支援の方法が具体的にわまりました、視覚的スケジュールの作成と提示の仕方、家具の...
移動時の壁叩き足踏みの激しい人の支援
先日に野田市にある社会福祉法人はーとふるのコンサルテーションに行ってきました。その中の生活介護の部署である「みそら」に重度の自閉症者の利用者で室内の移動時に壁を手で強くドンドン叩いたり足踏みが激しい人がいらっしゃいました。「みそら」も加藤所長を始め職員の方がABAに基づくA...
自立行動と対人行動の支援
あちこちの施設や学校に構造化による指導や支援に取り組むうえで誤解されていることがあると思います。「声かけをしないので対応が冷たい」「人を仕切りの中に閉じ込めて孤立化させている」というものです。これが原因で「構造化による指導」や「視覚的支援」を敬遠されている人がいると思うと伝...
スタッフにも視覚的支援が必要
最近も依頼があって成人施設でコンサルテーションを始めましたが、どこの施設でもよく言われるのが職員間の関わり方や手続きの一貫性が保てないというものです。10月に訪問した時も作業の1つに玉ねぎの皮むきというものがあったのですが、ある利用者Aさんが作業を終わり休憩に入るまでの手続...