1歳時のテレビ等の視聴時間と3歳時の自閉症との関連についての研究について
山梨大学の研究チームが、環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査」の参加親子約10万組を対象に、1歳時のスクリーンタイム(テレビやDVDなどの画面を見る時間)と3歳時の自閉スペク トラム症との関連について解析したそうです。その結果、男児では、1歳時のスクリーンタイムの...
第3章 チャレンジング行動の疫学
今日は、北九州チャレンジング行動研究会の第4回で高村氏による第3章「チャレンジング行動の疫学」の講義でしたので、その内容をダイジェストで紹介します。北九州チャレンジング行動研究会は、「チャレンジング行動 二瓶社」というエマーソン著の訳本をテキストにして、会員が読み合わせをし...
業界の文化と作法、その破壊と創造
昨日は、北九州市で強度行動障がいの人を支援するための仕組み作りについて、中小の事業所の有志を集めた協議を行い、そこに市の担当者の方々に来てもらって協議を行いました。市が主導しているある協議会の中で、強度行動障がいについて検討する場を設けようという意見に関して、有志の方と市の...
西日本DX推進フェア in 九州2023
前から関心の高かった北九州の西日本総合展示場であったテクノフェアに行ってきました。7月5日から3日間ありましたが、6日と7日の午前だけ時間が取れました。 6日の午前中は、自治体DXのトークセッションを見ましたが、役所もDX化を進めているんだなと実感しました。その後、つなぐコ...
雑なコミュニケーションだとASDの人は困惑するかも
先日は、会社の手続きで久しぶりにA役所のB部署に行って手続きをしました。数日後、その部署のCという人から電話があり、「提出書類のある個所を直してほしいので、印鑑を持ってきてください。来た時は窓口でCの名前を伝えてください。」と言われました。約束した日時に、その部署の窓口に行...
R5.4.27(木)福岡市なごみ訪問
北九州市の小規模事業所の有志である、高村氏、酒井氏、村田氏とで、強度行動障害のある利用者を受け入れているグループホームのなごみを訪問しました。所在地は、福岡市早良区にあります。 案内と解説は、所長の本田氏にしてもらいました。先週訪問したか~むを参考にして建てられました。近い...
R5年4月17日(月)福岡市強度行動障がい集中支援事業か~む視察
北九州の中小規模事業所である、いろはの村田さん、ねぎぼうずの酒井さん、さんぽの高村さん、そして私の4名で、か~むの見学に行きました。北九州市でも、強度行動障害の支援の仕組みを整える動きがあり、令和2年から仲間が集まって活動をしています。市の方でも関心を示してくれており、3月...
強度行動障害に対する応用行動分析学からのアプローチ(第3弾)
先日の9月4日(日)は、日本行動分析学会主催の「強度行動障害に対する応用行動分析学からのアプローチ(第3弾)」がありました。第1弾では、学会からの強度行動障害の捉え方や学術的な対処法についてのお話、第2弾は、園山教授から、強度行動障害についての取り組みについて、内外の文献な...
令和4年 第2回 強度行動障害医療研究会 報告
今日は、今年度2回目のオンラインの会合があり、4人の登壇者によるシンポジウムが行われました。医療からは會田医師、厚労省からは山根専門官、在宅支援について鳥取大の井上教授、看護からのぞみの園の根本氏が、それぞれのお立場での発表がありました。...
さるく事件と強度行動障害
さるくの代表者が、利用者への暴行容疑で逮捕され、報道をされて1カ月が経とうとしております。さるくではABAを基にした支援を行っているということで、ABAへの風評被害が広がることを懸念し、日本行動分析学会の緊急シンポジウムが開かれました。さるくの支援については、学会の専門家に...