

何度、注意してもきかない人が・・・
一昨日は、桑の実工房という北九州の成人施設でABC研究所のコンサルテーションでした。ABC分析に基づいて支援を毎回、事例を通して学んでいます。その中の20代前半の方はトイレに行って大をしたあとにお尻ふきが不十分で毎回、パンツを汚してしまうということがあったそうです。お母さん...


個を見つめるダイアローグ 村上龍×伊藤穣一
最近、注目しているMITメディアラボの伊藤穣一(ジョーイ)氏と小説家の村上龍氏の対談本です。2006年発行なので少し古いですが、内容は未だに新しい考え、思想を紹介していると思います。ジョーイ氏は、バリバリのITの専門家であり、ビジネスマンであるのだけれども、今までの古いタイ...


正高信夫著 天才はなぜ生まれるか(ちくま書房)
著者の主張は、過去の偉人が、なぜそのような歴史的な偉業を成し遂げたのかについて、「ある能力が欠如しているからだ」と逆説的な論法で解いていきます。様々な障害(異能)が、天才的な業績を生み出すということを6人の偉人の生涯から紹介するユニークな本です。他の様々な書籍でも取り上げら...
認知行動療法セミナー平成27年8月16日大分大学医学部2
CBTでは、クライエントの発言内容から、認知・感情・行動を分けていくことが大切と言っています。英語文化では、この認知と感情は明確に分けられるのですが、日本語文化では必ずしも明確に分けられず曖昧だそうです。たとえば英語で、"I think...."と言えば思考だし、 "I...


小倉 教材作りセミナー
2月12日は全国的に寒波が押し寄せ積雪があったのですが皆さん無事にセミナーに来られました。今日は初めて自閉症のお子さんの特性に合った見てわかりやすい学習教材についてのセミナーを開きました。前半は、基本的な考え方と事例を説明し、後半に実際に学習教材を受講生に作っていただきまし...
北九州若者サポートステーション引きこもりセミナー 平成27年8月8日(土)
知人であるひきこもり体験者の話を聞く機会があったので行ってきました。講演終了後もファンと思しき人たちに囲まれて、なかなかの人気だったので、遠目で挨拶して会場を後にしました。講演の一部をかいつまんでご紹介します。 <小学校時代> ...


改訂版 対人支援の行動分析学 -看護・福祉・教育職をめざす人のABA入門-
本書は、心理学の中でも行動分析学というユニークかつ実践的学問分野から見た行動の捉え方とその実践方法を解説したものです。福祉や医療、教育など、人と関わり、人を支援していくヒューマンサービスの現場にも、個人攻撃の罠はあちこちにひそんでいます。たとえば何度注意しても薬を飲み忘れて...


自己紹介
今本 繁(いまもと しげる), 教育学修士 臨床心理士 自閉症スペクトラム支援士EXPERT ABC研究所 行動エンジニア 筑波大学大学院博士課程心身障害学研究課に入学し行動療法の大家である小林重雄教授(筑波大学名誉教授)に師事する。その後は、九州の知的障害者通所施設(社)...
認知行動療法セミナー平成27年8月16日大分大学医学部
これまでの仕事では、主に週末に仕事が入っていて一般の研修会には参加できなかったのですが、転職をきっかけに研修会に参加できるようになりましたので、夏休みということもあり参加してきました。なるべく専門分野であるABA以外のものを勉強しようと思い、堀越勝氏のセミナーに参加しました...
平成27年度 北九州自閉症啓発デー記念行事(2)
最後は、今年から北九州市総合療育センターの精神科医師として勤務することになった下村泰斗氏の講演だった。冒頭で「世の中、目に入る情報に頼る傾向が強い」とおっしゃって資料もスライドも使わないという講演スタイルだった。私が聞いた中で、この分野では佐々木正美先生くらいだろうか、話術...