
〇〇できないと社会で困るから・・・
〇〇できないと社会で困るからというセリフは、子どもの頃によく聞かされ、大人から〇〇を強要される口実として使われることがよくあります。しかし、実際に大人になってみるとそうでもないことが多いですし、時代遅れになっていることの方が多い気がします。もちろん本質的に大事なこともありま...


平成31年4月6日自閉症啓発デイイベント
今年の北九州での自閉症啓発イベントは、例年ではない晴れの良い天候の下で行われました。以下は、北九州市自閉症児者の未来を考える会の森山会長の挨拶の言葉です。 自閉症とは何か、発達障害とは何か、そして何が困るのか、 とても広い概念で、様々なタイプがあって、一言で言うのは難しい...


諦めず何度でも粘り強く取り組む
飛行機で移動する時には、福岡の航空会社であるスターフライヤ―に乗ることがよくあります。黒を基調にした機体でデザインも格好いいですし、機内の座席も広めで乗り心地は、とても良いですね。移動中は、機内で仕事をしたり本を読んだりするのですが、スターフライヤーでは機内プログラムも充実...


ASD児はリアクション芸が好きなのか?
今日は保護者の面談日で、お子さんのことをいろいろ聞きました。最近、ゴルフの番組を見るのが好きだそうです。グリーンでのアプローチでゴルフボールがホールに落ちる、かすってぎりぎり入らないところを見て、ニコニコしているそうです。もともとピタゴラスイッチが好きで、うちでも手作りのビ...
ビデオモデリングの効用
支援を受ける対象者(自閉症児者)に新しい行動を身につけてもらうための方法論として、応用行動分析の分野で様々な方法が研究され発展してきましたが、その1つがビデオモデリングです。これは私が大学院にいた頃には、研究文献に紹介されていたので、かれこれ30年以上前、1980年代から取...


ABAとTEACCHのハイブリッド
2月17日は、新宿でABAに基づいた実践の発表と困難事例の検討会を行いました。事例の発表と検討が一通り終わった後に、質問コーナーで、TEACCHとABAはどんな関係なんですか?という質問がありました。私は、筑波の大学院でABAに基づく自閉症支援に取り組んだのが最初で、その後...
子どもを冠婚葬祭に参加させるか?
先日、ある生活介護施設の保護者会で自閉症についての話をさせていただき、その後は自由なディスカッションという場に参加させていただきました。 ある保護者の方が、お子さんのショートステイの利用を週に1回から2回に増やしたら少し抵抗をされたと言われました。親も高齢になってくるし、将...


どっちがわかりやすい?
野田にある、社会福祉法人はーとふるのコンサルに行った際、何人かの職員さんと中華料理屋に行きました。文字のメニューでいろいろ探っていましたが、何とも注文が定まりません。ふと目を転じると、これまでになかった写真のメニューがあったので、そちらでスイスイと注文しました。やはり文字よ...
私立小学校での発達障害についての話
先日は冬休みが終わる前の私立小学校の職員向けの発達障害の研修会で話をきてきました。漢字の練習をさせても、なかなか覚えないので、これは本人の努力不足なのか、何か発達の遅れが関係しているのか判断がつかないということでしたので、主に学習障害(LD)について話しました。...


構造化について
2018年12月上旬は、北九州発達障害者支援センターの構造化を基にした自閉症支援の研修でした。実際に協力してくださる対象者を招いての研修は、受講者の動機付けも全く違いますし、実際に作った教材が役立って使われる様は圧巻です。本当に貴重な機会でした。つばさの職員さんお疲れ様でし...